2011年 05月 27日
桂枝雀のらくご案内……落語があれば人生は楽し |
桂枝雀のらくご案内―枝雀と61人の仲間
桂枝雀著
ちくま文庫
1996年12月5日
(親本は徳間書店『桂枝雀と61人の仲間』1984年)
定価:本体660円+税
枝雀が、持ちネタ60本(本書出版当時)を1ページ程度のあらすじで紹介し、そのあとに、そのネタにまつわる芸談や思い出話を披露するという趣向の本です。
「61人の仲間」だなんて、ネタを擬人化して、仲間に見立てているところが面白い。愛すべき仲間たちは、しばらくつきあわないでいると、枝雀の心を知ってか知らずか、チョコチョコ遠くに行ってしまう。ときには新しい友だちと入れ替わることも。サブタイトルは「61人」ですが、61人目は「次点」ということで、何人かの新しい仲間候補を紹介しています。
ただただ面白い脱力話もあれば、真面目に考える枝雀らしい深い話もありますが、枝雀本の例にもれず、落語っていいなあ、と思える一冊です。
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桂枝雀著
ちくま文庫
1996年12月5日
(親本は徳間書店『桂枝雀と61人の仲間』1984年)
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枝雀が、持ちネタ60本(本書出版当時)を1ページ程度のあらすじで紹介し、そのあとに、そのネタにまつわる芸談や思い出話を披露するという趣向の本です。
「61人の仲間」だなんて、ネタを擬人化して、仲間に見立てているところが面白い。愛すべき仲間たちは、しばらくつきあわないでいると、枝雀の心を知ってか知らずか、チョコチョコ遠くに行ってしまう。ときには新しい友だちと入れ替わることも。サブタイトルは「61人」ですが、61人目は「次点」ということで、何人かの新しい仲間候補を紹介しています。
ただただ面白い脱力話もあれば、真面目に考える枝雀らしい深い話もありますが、枝雀本の例にもれず、落語っていいなあ、と思える一冊です。
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by booktrain
| 2011-05-27 23:31
| ●落語