2010年 01月 23日
人形の部屋 |
人形の部屋
門井慶喜著
東京創元社
定価1500円+税
★★★☆☆
かつて旅行代理店でユニークな企画ツアーを連発し、いまは専業”主夫”として家事万端をこなす八駒敬典(やこまたかのり)が、ツアー企画の過程で身につけた知識とセンスを駆使して、美術品や工芸品をめぐって持ち上がるトラブルや疑問を、紳士的かつ知的に解決していく。中学生の娘との掛け合いも楽しい、おっとりとした空気が流れる5編を収める連作短編集。『天才たちの値段』と同じモチーフを異なる設定で展開しています。私の好みは『天才たちの値段』ですが、これもなかなかです。以下に目次とテーマをご参考までに。
・人形の部屋(19世紀末のヨーロッパの人形)
・外泊1ー銀座のビスマルク(万年筆)
・お花見当番(花ことば)
・外泊2ー夢見る人の奈良(書)
・お子様ランチで晩酌を(万国旗…かな?)
門井慶喜著
東京創元社
定価1500円+税
★★★☆☆
かつて旅行代理店でユニークな企画ツアーを連発し、いまは専業”主夫”として家事万端をこなす八駒敬典(やこまたかのり)が、ツアー企画の過程で身につけた知識とセンスを駆使して、美術品や工芸品をめぐって持ち上がるトラブルや疑問を、紳士的かつ知的に解決していく。中学生の娘との掛け合いも楽しい、おっとりとした空気が流れる5編を収める連作短編集。『天才たちの値段』と同じモチーフを異なる設定で展開しています。私の好みは『天才たちの値段』ですが、これもなかなかです。以下に目次とテーマをご参考までに。
・人形の部屋(19世紀末のヨーロッパの人形)
・外泊1ー銀座のビスマルク(万年筆)
・お花見当番(花ことば)
・外泊2ー夢見る人の奈良(書)
・お子様ランチで晩酌を(万国旗…かな?)
by booktrain
| 2010-01-23 00:14
| ●小説・物語